環境方針

　当社の事業活動において、出来る限り可能な範囲で目的・目標を定め、環境保全活動の継続的な向上を図る。

省資源、省エネルギー、リサイクル、廃棄物の減量活動を全社員参加で、継続的改善に取り組む。

事業活動が環境に与える影響を正確に評価し、環境法規及び当社で定めた基準を遵守する。

有害化学物質等の環境に負荷を与える物質の管理は、顧客要求事項を満たすよう、活動の改善を通して汚染の予防に努める。

環境保全活動の推進にあたり、環境目的及び環境目標を設定し実施すると共に、定期的に見直しを行う。

社員の環境に対する意識の向上、知識の共有化を図る。

本方針は、必要に応じて一般の人への公開を約束する。

環境目的

資源の有効活用を図るため、廃プラスチック等の再資源化と外部委託処理廃棄物の削減を推進します。

有害化学物質の含有成分及び使用料を再確認し、できる限り代替物質の転換により削減します。また、代替物質の転換が困難な物質は、回収等の適切な処理管理に努めます。

ＩＳＯ１４００１とは

　ISO14001は、組織活動、製品、サービスによる直接・間接的に与える著しい環境影響や環境リスクを低減、発生予防する為の「環境マネジメントシステム(EMS：Environmental Management System)」構築に必要な要求事項を規定した国際規格です。

　環境マネジメントシステムは、組織経営者が提示した環境方針を基に、組織が目標を定め、PDCA（Plan-Do-Check-Action：計画-実施-チェック-是正）サイクルを構築しプロセスを繰り返すことにより継続的改善が行われる仕組みです。

ＩＳＯ１４００１発行の経緯

　１９９２年６月、国連環境開発会議（地球サミット）がブラジルのリオデジャネイロで開催され、「持続可能な開発」の理念を実現するための行動原則である「環境と開発に関するリオデジャネイロ宣言」と行動計画である「アジェンダ21」、地球温暖化防止の為の「気候変動枠組み条約」が採択されました。

　この前年、１９９１年６月、地球サミットに向けて、国連環境計画（UNEP：United Nations Environment Programme）が「持続可能な開発のための経済人会議（BCSD：Business Council for Sustainable Development）」を発足させISO（国際標準化機構：International Organization for Standardization）に対して環境に関する国際標準化の取り組みを要請、ISOは、IEC（国際電気標準会議）と共同でSAGE（環境戦略諮問グループ：Strategic Advisory Group on Environment）を１９９１年９月に設置。

　ISOは、SAGEの勧告に基づいて、１９９３年1月、環境に関する技術委員会（TC207）を設置、規格化に向けて調整が進められ、１９９６年９月１日にISO14001とISO14004が発行（Publish）されました。

ＩＳＯとは？

　ＩＳＯ（国際標準化機構：International Organization for Standardization）は、各国の代表的標準化機関からなる国際的な規格や標準等を制定するための国際機関で、１９４７年ロンドンで創設され、現在の本部はスイスのジュネーブにあります。

カメラ用フィルム感光度や紙のA版サイズに関するISO規格などは良く知られた規格。
設立の目的は、「商品とサービスの国際交換および知的、科学的、技術的、経済活動における連携を助長するため、世界規模の標準化および関連活動の発展を促進すること」となっています。